発売されてから常に販売ランキングのトップクラスに名を連ねている日産ノートですが試乗された方の声が気になる方も多いと思います。
今回はノートの試乗関連の情報を検証してみたいと思います。
日産ノートに試乗してみました
引用:https://gazoo.com/impression/r315273.html
ノートにはガソリン車とe-POWERの2種類のパワートレーンが存在します。
ガソリン車は1.2L3気筒と1.2L3気筒スーパーチャージャーに分かれていますが、速さを追求したスーパーチャージャーではなく、小排気量化で1.5Lクラスのパワーを得るというダウンサイジング型のエンジンになります。
初代ノートは1.5Lでしたが、時代の流れと合理化でサイズダウンされマーチと共通になっていますね。
1.2Lガソリンエンジンは実用的で、官能的とか加速力とかを求めるものではありません。
ことさらな高級感を求めるというのも筋違いな方向性がしますが、タウンカーとしての実力は次第点が挙げられるでしょう。
軽自動車よりもパワー&トルク共に優っていて、街乗りとウィークエンドには中距離ドライブをこなす様な使い方が最もマッチすると思います。
スーパーチャージャー付きはパワーが一回り上回っている印象ですね。
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0-100kmの加速は11秒台ですから1.5Lクラスの加速力はあるのではないでしょうか。
パワーありきの加給ではありませんから暴力的加速はなく、どこで効いているのかわからないくらい自然な加給で音も微かに聞こえる程度ですからジェントルですね。
e-POWERはエンジンではなく、モーターで車輪を駆動します。
エンジンはバッテリーに電力を充電する専用に設計されていていますから、走行中にバッテリーの電力が少なくなると可動する事になります。
バッテリー容量の関連でエンジンはかなりの頻度で回っている様ですね。
モーター駆動の加速力は素晴らしく、2.0Lターボエンジンクラスの加速力ともいわれている通りに、普通に使用している限りでは不満に感じる場面はないでしょう。
コンパクトカーですから車体の静粛性にも限界があり、モーターの音は静かですが常に回っているエンジンの音が耳障りという声もありました。
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車体のハンドリングは素直でそこそこのペースで走っても破綻のないもの、ハイトワゴンと比較すると楽しめる部類だと思います。
ガソリン車とe-POWERでは全く性格も価値観も異なり、購入するときは指名買いになるようです。
e-POWERの様な新しい価値観のパワートレーンはこれから一段と進化するでしょうから楽しみですね。
日産ノートの実際の試乗評価はどう?
引用:https://gazoo.com/impression/r315273.html
ここまでは日産ノートの試乗関連の情報をお知らせさせて頂きました。
ここからはノートの試乗評価を検証してみたいと思います。
ノートのインテリアはタイ産であるマーチと共通点が多く、無国籍な印象を受けます。
質感的には発表が新しいライバル車に部がありますが、使い勝手はよくて始めて乗る方でもスイッチ類の配置に迷う事は少ないでしょう。
自動車のインテリアで重要なのがシートで、ノートのそれはマーチと質感が近く少し小ぶりな様子で、小柄な方では問題ありませんが大人の男性が乗るには全体的に座面が小さいといった声が多く見られました。
どこかに集中すればどこかを削らなくてはいけない。
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コンパクトカーは価格に制限があるためにコストの掛け方のバランスがとても難しいですね。
上位グレードでは合皮を使用して質感をアップし随分と改善されていますので満足できるのではないでしょうか。
それでも室内空間はホンダフィットに並ぶ広さをキープしていますから、ハイトワゴンではなくてコンパクト乗用車のカタチが好きな方には適しているでしょう。
エクステリアは汎用性が高く、没個性との声は多くあるもののバランスがよくて嫌味なく乗ることができます。
ノートはグレードが多く設けられており、選択肢が多様でデザイン面での不満点はきめ細かく解消される様に努力しているのが見て取れますね。
例えばオーテックなどはマイナーチェンジ前のフロントマスクをイメージしていて現行型のグリルに馴染めない層を取り込んでいますし、ノートnismoは走行性能に拘りがある方に向けて上手くアピールできているといえます。
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コストパフォーマンス重視のガソリン車と比較してe-POWERでは発売以来独自の価値観が培われています。
モーター駆動の電気自動車とはどんなものかと疑問を持って試乗した方は良い意味で裏切られるでしょう。
e-POWERの魅力はEV独特のリニアな加速感ですから是非これを体験して貰いたいものですね。
プロパイロットはまだ搭載されていませんが、次期モデルには搭載予定だといわれていますし現行型でも追従型クルーズコントロールは採用されています。
ワンペダルストップは慣れが必要とされていますが、感覚を体験しておくのも重要ですね。
エクステリアとインテリアに真新しさは期待できない分をe-POWERユニットて充分にカバーできて余りある魅力を出しているからこその販売台数トップなのでしょう。
日産ノートにはこう乗ってみよう!試乗のポイントを紹介します
引用:https://gazoo.com/impression/r315273.html
ここまでは日産ノートの試乗情報や試乗評価をお知らせさせて頂きました。
ここからはノートの試乗のポイントを検証してみたいと思います。
ノートを購入する時はできればガソリン車とe-POWERの両方の試乗をしておいた方が良いと考えます。
ガソリン車とe-POWERではドライバビリティが全く違うためですし、e-POWERの乗り味が好みに合うかどうか確認しておいた方が良いでしょう。
ノートはカラーリングの種類が多い車種ですから展示車または試乗車で好みの色があるディーラーを確認しておくと良いと思います。
クルマの色はカタログで見るのと実車で見るのではかなり印象が異なってきますから、メタリック系の色が好みでしたら太陽光の下で様々な角度から眺めておきましょう。
好みの色の実車がない場合はモックアップがありますからそちらで確認させて貰いましょう。
ノートはコンパクトカーですが後部座席は広い部類です。
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それでも後部座席には自分が座り、ご家族にも座って貰ってかけ心地を試しておくと安心ですね。
大きめの荷物を積む予定のある場合にはトランクルームを開けてシートアレンジまで試しておくと良いでしょう。
最近のコンパクトカーはシートアレンジも力が必要なくて簡単にできるように改良されていますから体験しておきます。
運転席に座ったらミラーを合わせて後方視界を見てみましょう。
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特に斜め左後ろはクルマによっては見にくい場合もありますから観察しておく事が重要ですね。
先進安全装置を試したい時はセールスに同乗してもらい、説明を聞きながら試してみるとスムーズです。
使い方がわからないままですと充分に機能が試しきれないで終わってしまいます。
せっかくの機会をムダにしないためにも時間を有効に使うべきです。
わからない点があれば遠慮せずに質問して疑問を残さない様にしておくと有効ですね。
e-POWERのワンペダルストップは普段使わないですから慣れが必要です。
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説明を受けておいても実際にアクセルを踏んでみないとわからない場合が多いですからある程度は納得行くまで試してみましょう。
ガソリン車の場合はノーマルとスーパーチャージャーと両方試せたら良いですね。
現在ATに乗っている方は無段階シフトのCVTの感覚が好みに合うかよく確認しておきましょう。
購入しようとしているクルマの試乗はワクワク感が買ってしまって大切な部分を省略しがちですので注意が必要ですね。
→日産ノートの試乗に関する情報についてはこちらでも詳しく紹介しています!