2014年にノア、ヴォクシーの高級版として発表され、2017年7月にマイナーチェンジした、トヨタエスクァイアですが、

今回のマイナーチェンジで、安全装備であるToyota Safety Sense Cを全車標準装備しています。

それ以外にも、どのような安全装備が搭載されているのか、ライバル車と比べてどうか、調べてみました。

トヨタエスクァイアは運転しやすいのか?

引用URL https://toyota.jp/esquire

トヨタエスクァイアのサイズ

運転しやすいかどうかの確認の前に、トヨタエスクァイアのサイズを確認してみましょう。

エスクァイアハイブリッドのボディサイズ(カッコ内は4WD)

全長 4.695m

全幅 1.695m

全高 1.825m (1.865m)

サイズは、5ナンバー枠内に収まっています。

 

これだけでは、サイズがわかりにくいので、他の車と比べてみます。

・全長

トヨタエスクァイア  4695㎜

トヨタヴィッツ    3945㎜

トヨタプリウス    4540㎜

トヨタアルファード  4950㎜

・全幅

トヨタエスクァイア 1695㎜

トヨタヴィッツ   1695㎜

トヨタプリウス   1760㎜

トヨタアルファード 1850㎜

・全高

トヨタエスクァイア 1825㎜(1865㎜)

トヨタヴィッツ   1500㎜

トヨタプリウス   1470㎜

トヨタアルファード 1935㎜

同じトヨタ車で比べてみました。

ヴィッツと比べると、長さで75cm長いですが、プリウスと比べると、15cmの差がありません。

トヨタエスクァイアの上のグレードである、アルファードはエスクァイアより、

長さが25cmも大きくなっています。

トヨタエスクァイアの運転に関するレビュー

エスクァイアユーザーの方のレビューから、運転に関してのレビューを集めてみました。

・視界が広く、運転しやすい。

・通常のカーブでは、ロールもほとんど感じない。

・視点が高く、ボディーもそこまで大きくない為、女性の方でも運転しやすい車だと思います。

・運転が苦手な方には、サイズ感がつかみやすい為お勧め

・妻は視界が広いので運転しやすいと言っています。

・高速道路で、横風の影響を受ける為、注意しています。

・ハンドルがやや軽い。ママさんドライバーも意識してなのだろうか。ロールも大きい。

・高速道路では、横風にはかなり煽られます。

・時速50km~70kmの走りの時にステアリングのフィーリングは及び操作性は、しっかりして非常に良い。

引用URL https://toyota.jp/esquire

良い点としては、視界の広さ、サイズのちょうど良さ、運転のしやすさ、であり、

悪い点としては、横風の影響をうけやすい点が挙げられています。

トヨタエスクァイアの安全はどうなのか?自動ブレーキの効きは?

引用URL https://toyota.jp/esquire

トヨタエスクァイアは、セーフティー・サポートカーの基準を満たしている車です。

セーフティー・サポートカーとは、すべてのドライバーによる

交通事故の発生防止・被害軽減対策の一環として、国が推奨する新しい自動車安全コンセプトのことです。

では、エスクァイアの安全性能について、見ていきます。

Toyota Safety Sense

2015年3月に初めて搭載された、トヨタの予防安全パッケージの事を指します。

パッケージに含まれているのは、以下の機能です。

①プリクラッシュセーフティ(ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)

引用URL https://toyota.jp/esquire

進路上の先行車や歩行者をミリ波レーダーと単眼カメラで検出し、

衝突が予測される場合は警報を発して回避操作を促す機能です。

ブレーキを踏めた場合は、ブレーキアシストが働き、踏めなかった場合は、自動ブレーキが作動します。

②レーンディパーチャーアラート

引用URL https://toyota.jp/esquire

道路上の白線をセンサーで認識し、ドライバーがウインカー操作を行わずに車線を逸脱すると、

ブザーとディスプレイ表示で警報を発します。

③オートマチックハイビームシステム

引用URL https://toyota.jp/esquire

ハイビームとロービームを自動的に切り替える機能です。時速30km以上で作動します。

④レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付/ブレーキ制御付)

ミリ波レーダーを使用して前の車の加減速に合わせ、一定の車間距離を保ちながらの追従走行を可能とします。

前の車が出発した際もアラームで教えてくれます。

⑤ロードサインアシスト

カメラで認識した道路標識をディスプレイに表示することで、標識の見落としを減らして安全運転を促す機能です。

⑥ドライブスタートコントロール

シフト操作の際に急加速が行われた場合、エンジン出力またはハイブリッドシステム出力を抑えます。

自動ブレーキの比較

エスクァイアの自動ブレーキ性能はどうなのか、ライバル車と比較してみました。

・対車両自動ブレーキ

トヨタエスクァイア       設定あり

ホンダステップワゴン      設定あり

日産セレナ           設定あり

・歩行者検知式自動ブレーキ

トヨタエスクァイア       設定無し

ホンダステップワゴン      設定あり

日産セレナ           設定あり

・ブレーキ踏み間違い衝突防止

トヨタエスクァイア    設定あり

ホンダステップワゴン   設定あり

日産セレナ        オプション

トヨタエスクァイアの自動ブレーキに関しては、歩行者検知式自動ブレーキの設定がありません。

ステップワゴン、セレナには搭載されていますので、ここがトヨタエスクァイアの安全面での

ウィークポイントといえます。

トヨタエスクァイアの横滑り防止機能の性能を知りたい!

運転のレビューで横風にあおられやすい、というレビューが多くありましたが、

エスクァイアには横滑り防止機能が付いています。

ステアリング協調車両安定性制御システム(S-VSC)という装置で横滑り防止をしています。

ステアリング協調車両安定性制御システム(S-VSC)

引用URL https://toyota.jp/esquire

ステアリング、ブレーキ、駆動力を協調して制御し、滑りやすい路面での旋回時などに

車両の挙動が安定する方向に操舵トルクをアシストすることにより、

優れた走行安定性と操縦性を実現します。

 

わかりやすく説明すると、障害物を回避するために急なハンドル操作をした時や、

オーバースピードでコーナーに進入した場合など、クルマが横滑りしそうな状況を

センサーが感知します。

 

すると、自動的に4輪のブレーキとエンジン出力をコンピューターが最適に制御し、

操縦性、走行安定性を向上させてくれるのです。

 

特に活躍するのや雪道や濡れた路面です。ハンドルを切りすぎたり、アクセルを踏みすぎたりした時に、
このシステムを搭載していれば、車がスリップを起こす前に、細かな挙動の制御を行い、横滑りを防止します。

トラクションコントロールとの違い

トラクションコントロール(TRC)は、駆動力を制御し、タイヤの空転や車の横滑りを防止するシステムのことをいいます。

スムーズで安全な加速などの運転をサポートするものです。

トラクションコントロールは、運転全体のサポートをしているのにたいして、

横滑り防止装置は、車の挙動が不安定になった時にサポートをする、というものです。

殆どの車は、トラクションコントロールと横滑り防止装置がセットで付いています。

いかがでしたでしょうか。

トヨタエスクァイアの運転のしやすさ、安全面について調べてみました。

 

トヨタエスクァイアは、サイズがそこまで大きい、という訳ではなく、

大きな車を運転するのが苦手な女性でも運転しやすい車、といえます。

 

しかし、安全面については、ライバル車には装備されている、

歩行者検知式の自動ブレーキは装備されていません。

運転が苦手な女性でも安全に運転できる為にも、ぜひ、搭載して欲しいと思います。

→トヨタエスクァイアの安全性や自動ブレーキについてはこちらをチェック!

 

この記事を書いた人

テンさん
車はもっぱらカーシェアリング。
でも本当は・・・本当はマイカーが欲しいんです!
その溢れんばかりの情熱を記事にぶつけていっています。