クロスビーの下取り価格は、乗り換えの時にも急に下がったりしないか気になります。

2018年に発売されたばかりのため、正確な予想は難しいですが、下取り価格の決め方を知ることで、ある程度予測することができます。実は、下取り価格には限界が存在します。その限界とは?

下取り価格の決め方について紹介していきます。

クロスビーの下取り価格について

下取り価格って何?

そもそも、下取り価格という言葉を耳にすることは多くありません。

まず、下取りとは、新しい車を買う時に、それまで持っていた車を、販売店に買い取ってもらうことです。

今まで乗っていた車を売却することで、得られるお金が下取り価格です。

下取りで得たお金は、その販売店で売っているものの購入にしか使うことができません。

ちなみに、車だけでなく、ゴルフクラブや楽器などでも下取りはあります。

下取り価格の決め方

下取り価格は、原則的には販売店が自由に決めてよいのものです。

しかし、それでは売る方も買う方も、安心できない。

ということで、一般財団法人日本自動車査定協会(JAAI)が発行するイエローブックによって一定の基準が設けられています。

ほとんどのディーラーはこのJAAIに加入しています。そのため、下取り価格の基本価格は、どこのディーラーでも差が大きくならないようになっています。

そして、この基本価格 に加えて、

  • 年式
  • グレード
  • 走行距離
  • キズや修理歴

などの項目を確認して査定額を決めています。

下取り価格で一番重要視されるものとは?

下取り価格の査定でもっとも重要視されているのは、年式と走行距離です。

たとえ、どんなに状態がよく、走行に問題がなくても、10年、10万キロ以上走行している車の下取り査定額は0円に近くなります。

この理由は一体なんなのでしょうか?

都心部では鉄道の利便性が大きいですが、地方ではまだまだ車が必要不可欠です。

そのため、どの世帯でもすでに車を所有していることの方が多いです。

ディーラーは車をできる限りたくさん売りたいわけですから、車をすでに持っている人には、できる限り早く乗り換えて欲しいという思いがあります。

そのため、年式が古い車の下取り価格を安くすることで、「このまま乗り続けると、下取り価格がどんどん安くなってしまいますよ。」と、乗り換えのきっかけにつなげます。

実際に、車検の時期とも重なる、購入してから3年、5年、7年では下取り価格は大きく変わります。

また、残価設定ローンなど、短く乗りたい人にあった支払い方法を用意して、乗り換えの後押しをしています。

その甲斐もあってか、20年前までは、10年近く乗ることが普通だったのに対して、今では、5〜7年乗れば長い方で、3年で乗り換える人も多くいます。

クロスビーの買取価格について

買取価格って、下取り価格と違うの?

下取り価格も買取価格のうちなのですが、厳密に言えば違いがあります。

下取りでは、先にお話したように、売却して得たお金を他の用途に使うことができません。

今まで乗っていた車をディーラーに売って、家のローンの返済や月々の生活費に充てることはできないのです。

しかし、買取では、買取業者に買い取ってもらうため、得たお金は自由に使うことができます。

そして、何より一番違うのは、買取価格です。

ディーラーの下取り価格の査定と買取業者の買取価格の査定には、違いがいくつかあります。

そして、査定額の違いは、50万円以上になることも珍しくありません。

買取価格の決め方

基準になるものは下取りと同じです。

基準価格に対して、

  • 年式
  • グレード
  • ボディカラー
  • キズ・修理履歴

によって、加点と減点があります。

さらに、買取では下取りでは考慮されないポイントも査定項目になります。

  • オプションやカスタムパーツ
  • 書類がきちんと保管されているか
  • 希少価値があるか
  • 海外需要があるか

実は、下取り査定では、どんなに高価なオプションやカスタムパーツが付いていても、査定額にはプラスされません。そのため、社外品の最新カーナビを付けていても、査定額に変わりはありません。

その理由は、ディーラーは、買取ではなく、新車の販売を専門にしているためです。カスタムパーツを買い取っても、再販ルートを持たないので、現金化できません。

同じ理由で、ディーラーは、車の再販ルートを持っていないため、査定額をむやみに高くつけることができないのです。

一方で、買取業者は専門にしているため、独自の再販ルートを確立しています。そのため、カスタムパーツやオプションであっても、査定に含めることができます。

また、再販ルートとして、最近では海外が重要視されています。国内では10万キロを走る10年式の車は、敬遠されますが、海外では、走行距離に対して寛容なため、国内で十分のられた車でも、海外で需要があるなら、意外な値段で売却することができます。

買取価格が安くならないために気をつけるポイントとは?

買取価格が安くなると、乗り換えの時に、支払い総額が増えてしまいます。そのため、乗っている車の買取価格が下がってしまうようなことは、なるべく避けるようにしておくことが大切です。

人気が維持できているかどうか

まず、購入する前の段階で、車種の人気がわかるようなら、現時点での人気が高く、これから先も続くことが予想できる車種を選ぶとよいです。

クロスビーは2017年に発売されたばかりの新型のため、参考になるのは、兄弟ともいわれるハスラーの人気です。ハスラーは言わずと知れた、人気車種です。

ハスラーの特徴も踏襲しているクロスビーは、人気が維持できる可能性が高いと言えます。

ボディカラーは人気がない色ではないか

車種の人気が高くても、ボディカラーの選択を間違えると意味がなくなることがあります。それほど、車選びにおいて、色選びは重要なウェイトを占めています。

買取価格を考慮する上では、人気のない(=マイノリティ)ボディカラーを選ぶべきではありません。例えば、同じハスラーでも、人気のあるボディカラーではすぐに買い手が見つかりますが、人気がないといつまでも売れ残ってしまいます。

車種に限らず、白と黒は人気がさがることは、まずありません。そのため、ボディカラーに迷ったら、白か黒のどちらかを選ぶのもありです。

逆に、緑、茶色、紫といった、奇抜な色は、選ぶ人が少ないため、買取価格は下がってしまいます。

また、車種によって、メーカーが推薦する色があります。例えば、クロスビーなら黄色です。この場合、黄色であっても、CMなどで頻繁に見ることもあり、人気が出る可能性が高く、買取価格は下がりにくいと言えます。

新型の発売日間近ではないか

新型が発売されると、現行型の値段は下がります。それは、買取価格でも同じです。

モデルチェンジの時期を予測することは難しい場合が多いです。しかし、メーカーや車種によっては、年次改良として、毎年、モデルチェンジをしていることがあります。

その場合は、新型の発売が発表される前に、売却するとよいでしょう。

下取り価格と買取価格について、紹介してきましたが、あることに気づいたでしょうか?

それは、下取りに出すより、買取に出す方がメリットが何倍もあるということです。

下取りに出してしまうと、新車の購入にしかお金を使えない上に、買取よりも査定額は低くなります。

それなら、買取業者に査定してもらって、売却した方がいいですよね。

クロスビーの値引きをしてもらった上で、さらに買取で高く車を売り、支払い総額を安くしましょう。

クロスビーの値引きと買取については、下記のサイトで詳しく紹介しています。

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この記事を書いた人

いざ

海と山と湖など、自然が大好きで、癒しを求めて、休みの日にでかけるのが楽しみです。

好きな季節は夏。木陰の下はひんやりとして涼しいです。

都会でも、木陰のようなリラックス空間を探索中です。