トヨタを代表するハイブリッドカー プリウスは若者からお年寄りまで幅広い年代に支持される人気のエコカーです。

高い経済性を発揮する一方で、車両価格も安くはありません。

そんなプリウスを購入する際に重要な値引き相場や値引きの限界などについてまとめました。

 

プリウス新型の値引き相場はどのくらい?

引用:https://autoc-one.jp/toyota/prius/special-3358031/

2015年にフルモデルチェンジが行われ4代目の現行型に移行しました。

個性的なスタイルは賛否両論を生みましたが、ハイブリッドカーとしての性能はさらにアップし、燃費ではついにリッター40L以上を達成し、他の追随を許さない状況となっています。

またプラットフォームから全面的に見直されたことによって、単に燃費が良いだけでの車ではなく、ヨーロッパ車と比較しても勝るとも劣らない高品質な走りを実現したことの評価も高いです。

この現行型プリウスは2018年12月にマイナーチェンジを控えており、そのため現在は在庫整理が始まっていて値引きも拡大中です。

トヨタ社は一昔前のように大きな値引きをしなくなってきており、ましてやプリウスのような人気車の値引きはあまり多くを期待できない状況が続いていました。

そのため付属品などを含めても20万円~25万円前後の値引きが相場でしたが、最近は30万円前後まで拡大しています。

プリウス新型が登場すると旧型は新車としては販売できなくなりますので、さすがに値引きの渋いプリウスでもそういうわけには行かなくなってきているということでしょう。

引用:https://newsroom.toyota.co.jp/jp/toyota/25674138.html

プリウス新型が登場すると、値引き額は5万円~10万円程度に激減してしまうことが予想されます。

これはどのような車でもある程度仕方がないことです。

そのため安く購入したいというのであれば現行型を2018年11月中に購入するのがおすすめです。

しかし、新型は不評だったスタイルに大幅に手が入れられることが予想されており、また走行性能や燃費性能においても向上してくるでしょうから、車としての魅力はプリウス新型のほうが明らかに上となります。

また将来売却するときも、買取価格に差が出て値引き幅が相殺される可能性も高いです。

それでもフルモデルチェンジほどのインパクトはないので、悩ましいところかもしれません。

値引きが渋い場合は下取り車を、一括買取などで高く買い取ってもらうなどの工夫が必要でしょう。

 

プリウス新型の値引き金額は合わせ技で拡大を勝ち取ろう

引用:https://www.webcartop.jp/2016/03/37106

トヨタが開発した世界初の量産型ハイブリッドカーとして確固たる地位を築いているプリウスは、2015年にデビューした現行型(4代目プリウス)が依然として好調なセールスを記録しています。

しかし先代の3代目モデルが爆発的なヒットを記録したことから、相対的に4代目の販売台数は低下していると捉えられており、人気もゆっくりと下降線をたどっていることが数値的に現れているとする分析もあります。

プリウスは登録車の販売台数で常にトップグループにあり、トヨタ車の中でも中核モデルの位置付けとなっているため、販売台数のテコ入れという観点からも商品力を引き上げるためのマイナーチェンジが目前となっています。

引用:https://tasug.jp/2016_guide/tas2016_50prius

ここでは4代目プリウスのマイナーチェンジモデルを「プリウス新型」として値引き金額の観点から購入の検討をしていきます。

一般的にマイナーチェンジ直後の値引き金額は、前期モデルの末期と比較すると引き締め傾向にあるとされています。

既に旧モデルは在庫分の販売になっている状況でもありますので、大幅な値引きを期待するのであれば敢えて新型プリウスではなくマイナーチェンジ前の在庫車に絞って狙うという方法もあります。

しかし新型プリウスではエクステリアデザインの大幅な変更が予定されており、特に不評だったリアのデザインが一新されますので、より魅力的なスタイルとなると言えます。

やはり狙うのであればプリウス新型に照準を合わせたいものでしょう。

前期型は車両本体価格から20万円近くの値引きを引き出すこともできましたが、マイナーチェンジのタイミングで一度値引きの限界は10万円以下まで下がります。

ただし、販売台数を稼ぐ車種でもありますので、ディーラーオプションでの値引きが拡大する傾向が見られます。

カーナビとETC、ドライブレコーダーなどの同時装着で10万円以上の値引きの上乗せを期待することができ、ディーラーローンの利用や他メーカーの同クラスモデル(グレイスなど)との競合なども絡め、総額で20万円を目標と定めてください。

 

プリウス新型の値引き限界を引き出すテクニック

引用:https://gazoo.com/article/salespoint/151209_2.html

2015年に4代目がデビューしたプリウスは、シャシーにTNGAを採用して操縦安定性や乗り心地など、あらゆる面において先代モデル(3代目プリウス)よりも進化しました。

しかし販売台数の面では伸び悩みが見られる状況となっています。

もちろん、登録車(軽自動車意外の普通乗用車)では常にランキングの上位に位置している売れ筋モデルであることには変わりありませんが、爆発的ヒットを記録した3代目プリウスよりも人気は高くありません。

シャープで攻撃的な雰囲気を持つキーンルックと呼ばれるフロントマスク、幾何学模様にも見える細いラインを描くリアデザインなど、個性的でアクの強いデザインが保守的なユーザーに受け入れられなかったのが原因と見られています。

内装もホワイトを強調したデザインが不評で、先代モデルと比較すると格段にアップした質感の評価につながっていないという一面もあります。

そのような状況でこのたびのマイナーチェンジでは、内外装についてのテコ入れが行われます。

不評のデザイン面が一新されることで、人気と販売台数の回復が期待されています

引用:https://autoc-one.jp/toyota/prius/special-2394094/photo/0005.html

4代目のマイナーチェンジモデル(プリウス新型)は、車両本体価格からの値引き額は渋い傾向となることが考えられますが、メーカー側も販売の中核を担う最量販モデルということで、交渉次第では限界に近い値引き額が引き出せる可能性も少なくありません。

特に2018年に一新されたカーナビは販売に力を入れており、社外品との性能差を感じさせない機能性と操作性、そして通信機能の搭載が魅力的となっています。

その他の比較的金額の高いオプションとのセットで初回の値引き提示額が10万円を超えてくることもあり、オプションの部分でディーラー裁量の値引きを上乗せしつつ限界まで拡大させていくのがセオリーです。

残価設定型ローンの利用も効果的ですので、積極的に利用についての意思を見せながら交渉に臨むことが良いでしょう。

 

プリウス新型の値引き目標値と交渉術

引用:https://news.yahoo.co.jp/byline/kunisawamitsuhiro/20171014-00076915/

4代目プリウス新型(マイナーチェンジモデル)の動向が気になるところです。

2015年のフルモデルチェンジで、外観デザインがかなり個性的にしたこともあり、大きく好みが分かれることから先代モデルのような飛び抜けた販売台数は記録されていません。

そこで、マイナーチェンジでテコ入れをすることとなりました。

プリウス新型はマイナーチェンジ前モデルからTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)を使用している車体で、操縦安定性に優れており乗り心地も良好であるために、車としての素性はとても良くできています。

個性的すぎるデザイン面で苦戦をしているとも言えますので、今回のプリウス新型の登場で販売台数の動向がどのように変化するのかが注目です。

既にマイナーチェンジ前の現行モデルは在庫整理の段階に入っており、商談はプリウス新型へ移行しています。

そのために値引き条件についても引き締めの傾向があり、今後もしばらくは新型車効果もあることから前期モデルと同様の値引き額までは届かない可能性も捨てきれません。

しかし本体価格からの値引き額は引き締め傾向にあっても、ディーラーオプション品関係を含めた総額での値引きは拡大させることも可能で、実際にナビやETC、車載カメラなどの比較的高額なオプションを装着すると、総価格からの大幅な値引きも期待できます。

引用:https://aloha519.exblog.jp/24784263/

2018年6月にデビューしたカローラスポーツもディーラーオプションを中心に値引きが拡大してきている状況からも、プリウス新型の動向も近似した傾向をたどるものと考えて間違いなさそうです。

目標値としては車両本体価格からは5万円から10万円、オプションを含めた総額では20万円までは行けるでしょう。

また近年ディーラーが力を入れている残価設定型ローンを利用する条件でさらに数万円の値引き上積みが期待できます。

金利分を値引きで差し引くことも可能となりますので、交渉時には現金購入や銀行ローンの他にも残価設定型ローンの利用を検討している旨を伝えると良い結果の出る可能性が高まります。

もちろん他社の同クラス車との競合も効果的です。


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この記事を書いた人

マーサ
神奈川県出身・定年を過ぎ時間をもて余しています。たまに、ドライブでは湘南エリアをTIDAで乗りまわしています。