2018年2月にビッグマイナーチェンジを実施された新型ヴェゼル。
今回のマイナーチェンジにはエクステリアやホンダセンシングの標準装備など様々な変更点があり、より洗礼された車へと進化しました。
そんな中最も注目された変更点はハイブリッドシステムである「SPORT HYBRID i-DCD」のチューニングではないでしょうか?
このチューニングによってマイナーチェンジ前から言われていたギクシャクした動きが無くなり、非常にスムーズに運転することが可能となったと好評でした。
さて、走行性能がアップしたヴェゼルハイブリッド車ですが、ハイブリッドシステムのチューニングにより燃費性能は向上したのでしょうか?
マイナーチェンジ後のヴェゼルを購入しようと考えている人にとっては気になりますよね。
また、ガソリン車の燃費には変化があったのでしょうか?
今回はマイナーチェンジ前後でのガソリン車、ハイブリッド車の燃費の変化や実燃費、さらに燃費に関する評価について調べてみましょう!
マイナーチェンジ前の燃費性能は?
まずはマイナーチェンジ前の燃費性能について見て行きましょう!
ヴェゼルの公式ホームページによればマイナーチェンジが実施される前の燃費性能は以下の通りとなっています。
HYBRID | ガソリン車 | |
FF | 27.0km/ℓ | 20.6km/ℓ |
4WD | 23.2km/ℓ | 19.0km/ℓ |
となっています。
JC08モードでの表記となっており、実燃費とは差があることが予想されますが、燃費性能としては悪く無い値であると思われます。
特にハイブリッド車の27.0km/ℓという値はかなり驚異的な数字となっていますよね。
では、マイナーチェンジによってこの燃費はどのように変化したのでしょうか?
ハイブリッドシステムである「SPORT HYBRID i-DCD」はチューニングが施されており、燃費性能が向上しているのでは?と考えられますが一体どうなのでしょうか?
マイナーチェンジ後のヴェゼルの燃費を見て行きましょう。
マイナーチェンジ後の燃費性能は?
マイナーチェンジによってハイブリッドシステムである「SPORT HYBRID i-DCD」にチューニングが施されており、その結果、新型ヴェゼルハブリッド車は燃費性能が向上したのではと考えられますが果たしてどうなのでしょうか?
新型ヴェゼルの公式ホームページより調べた燃費性能は以下の通りとなっています。
HYBRID | ガソリン車 | |
FF | 27.0km/ℓ | 21.2km/ℓ |
4WD | 23.2km/ℓ | 19.6km/ℓ |
調べた結果、ハイブリッド車に関してはマイナーチェンジ前後で燃費性能は変化していないことが解ります。
どうやらマイナーチェンジで実施された「SPORT HYBRID i-DCD」のチューニングは走行中に発生するギクシャクとした動きを改善することに注力したようで、燃費性能を改善するような物ではなかったようですね。
実はヴェゼルに先立って実施されたフィットのマイナーチェンジ時に、同様の「SPORT HYBRID i-DCD」のチューニングが行われ、走行性能の改善以外にも若干ではありますが燃費性能の向上があったので、ヴェゼルにも同じように燃費の向上があるのでは?とに期待していたのですが、やや残念な結果に終わってしまいました。
ただし、ガソリン車に関しては僅かですが燃費性能が向上していました!
マイナーチェンジによってエンジンの摩擦を減らすことに成功しており、その結果、燃費性能が向上したそうです。
ちなみにこの変更で車内の静寂性もアップしているそうですよ!
ハイブリッド車の燃費が向上していないのは残念でしたがガソリン車は若干ですが、燃費が改善され、ガソリン車の購入を考えている人にとっては嬉しい情報となっているのではないでしょうか?
新型ヴェゼルの実燃費は評価は?
では次に新型ヴェゼルの実燃費について考えて行きましょう!
公式ホームページに記載されていた燃費はJC08モードでの燃費となっており、実燃費とは差があることが予想されます。
JC08モードでの燃費性能の7~8割が実燃費といわれている事から、新型ヴェゼルの実燃費は計算上では以下のようになりそうです。
HYBRID | ガソリン車 | |
FF | 18.9~21.6km/ℓ | 14.84~16.96km/ℓ |
4WD | 16.24~18.56km/ℓ | 13.72~15.68km/ℓ |
実際の燃費はこの値に近くなっているのでしょうか?
様々なサイトから新型ヴェゼルに乗っているオーナーさんの報告をまとめた結果、新型ヴェゼルの実燃費は以下のようになっていました。
HYBRID | ガソリン車 | |
FF | 19.0km/ℓ | 14.77km/ℓ |
4WD | 17.41km/ℓ | 13.96km/ℓ |
計算上の燃費と大きく離れていない数字となっていました。
特にカタログ達成率が悪いと言われているハイブリッド車で7割程度の燃費達成率を記録している点は素晴らしいのではないでしょうか?
さて、この実燃費に関してオーナーの方たちはどの様な評価をしているのか見ていきましょう!
様々なサイトを調べた結果、
・ガソリン車にしてはいいほう
・ハイブリッド車からガソリン車に乗り換えたがほぼ燃費が変わらずに驚いている
・ガソリン車でも高速道路で17~18km/ℓを記録!立派!!
・SUVという事を考えるとハイブリッド車といえど燃費が素晴らしい
・乗り方さえ気をつければハイブリッド車では20km/ℓ以上を記録してくれる
と高評価を付けているオーナーさんが多くいました。
新型ヴェゼルの燃費性能に関しては多くの方が満足しており、素晴らしいと評価する事が出来る結果となっていました!
新型ヴェゼルの燃費についてまとめると
今回は新型ヴェゼルの燃費性能に関して調べてみました。
マイナーチェンジによりハイブリッドシステムである「SPORT HYBRID i-DCD」のチューニングが行われ、ハイブリッド車の燃費が伸びているのでは?と期待しましたが、マイナーチェンジ前後で燃費性能に変動はありませんでした。
ヴェゼルの兄弟車であるフィットが同様の変更点で走行性能と燃費の向上を両立していたため、この点はやや残念な結果でした。
また、新型ヴェゼルの実燃費について調べた結果、ガソリン車、ハイブリッド車共に燃費達成率は7割程度となっていました。
燃費達成率が低いと言われているハイブリッド車で7割の達成率は素晴らしいと評価できると思います。
この実燃費に対し、実際に新型ヴェゼルに乗っているオーナーさんからはガソリン車、ハイブリッド車とも高評価な意見が多く、新型ヴェゼルの燃費性能に関しては満足している方がたくさんいらっしゃいました。
マイナーチェンジによって燃費は大きく変化しませんでしたが、燃費達成率やオーナーさんの高評価という点から新型ヴェゼルの燃費性能は優秀だと判断できそうですね。
新型ヴェゼルの燃費ってどうなんだろう?と考え、色々と調べてみましたが、思っていた以上に好評で驚きました!
燃費の良いコンパクトSUVを探している方には新型ヴェゼルはおススメできる車に仕上がっていました!