SUV市場で高い人気を誇るトヨタC-HRですが、人気が出た要因のひとつが燃費の良さです。
ハイブリッド車、ガソリン車共に燃費の良さが評判になっています。
実際に購入した方の燃費に関して、調べてみました。
Contents
トヨタC-HRの燃費はどうなのか!?
C-HRの燃費情報
まずは、ハイブリッド車、ガソリン車の燃費を調べてみました。
ハイブリッド車 30.2km/L
ガソリン車(2WD)16.4km/L
ガソリン車(4WD) 15.4km/L
sカタログでの数値ですと、ハイブリッド車はガソリン車の約2倍の数値です。
C-HR購入者の8割がハイブリッドを購入しているのも頷ける数値です。
ライバル車との燃費比較
引用URL https://toyota.jp/c-hr
・ハイブリッド車
トヨタC-HR
30.2km/L
ホンダヴェゼル
2WD 27.0km/L
4WD 23.2km/L
マツダCX-3
クリーンディーゼル 24.4km/L
ハイブリッド車のカタログ上の数値でいうと、C-HRが一番良い結果となっています。
尚、計測方法に関して、トヨタ、ホンダがJC08モードで、カタログ上の数値と実際の数値で
誤差が出やすいといわれています。
マツダは、WLTCモードという、カタログ上の数値と実際の数値の誤差が少ないやり方で計測をしています。
・ガソリン車
引用URL https://toyota.jp/c-hr
トヨタC-HR
2WD 16.4km/L
4WD 15.4km/L
ホンダヴェゼル
2WD 21.2km/L
4WD 19.6km/L
日産ジューク
1.6Lターボエンジン 14.2km/L
1.5L 18.0km/L
ガソリン車に関しては、ホンダヴェゼルが一番良く、次に日産ジューク、トヨタC-HRは、
一番数値が低い結果となっています。3社とも、JC08モードでの測定となっています。
燃費測定方法について
上記で出てきた燃費測定方法に関して、説明いたします。
・JC08モード
JC08モードは、1Lの燃料で何キロ走行できるかを測定する燃費測定方法です。
2011年4月以降は表示が義務付けれています。
それまでの燃費測定が、エンジンが暖まった状態からの燃費測定をしていたのに対して、
JC08モードは、エンジンが冷えた状態も加味されています。
実際の道路を走行せず、試験場にある測定器のローラーに車を載せて、
タイヤを回転させ、燃費を測定します。なので、エアコンもつけませんし、
ハンドル操作もありません。
実燃費と差が出てしまうのは、試験場が屋内であること、エアコンやライトなどの
電装品をオフにしている、ハンドル操作がないといったことがあります。
・WLTCモード
2018年10月から導入されている、国際基準の燃費測定方法です。
燃費値を低速、中速、高速、超高速の4段階の速度域に分けて計測するやり方です。
尚、日本では、超高速は時速100km越える走行になる為、超高速を除いた3段階となっています。
低速を市街地モード、中速を郊外モード、高速を高速道路モードとして、表示されるため、
より実態に即した燃費表示となります。
トヨタC-HRの実燃費と燃費確認した情報を紹介
それでは、ハイブリッド、ガソリン車の実燃費に関する情報を纏めてみます。
実燃費口コミ
ハイブリッド車
引用URL https://toyota.jp/c-hr
・平均20km/Lくらいです。思ったよりは良くなかったです。
・ノーマルモードで使用していますが、20km/Lを切ることはありません。
・平均で22km/L位です。
・エコモードを使用しない状態で、22km/Lです。
・エアコンを使用して、23km/Lくらいで、エアコンをあまり使わない時期で27km/L程度です。
・エアコン、シートヒーターを使って、23km/Lくらいでした。
・エコモードを使えば、普通に走って28km/L位行きます。すばらしい燃費です。
・街中を走っても、23km/Lは行きます。
・20km/Lを切ることはありません。満足しています。
ガソリン車
引用URL https://toyota.jp/c-hr
・市街地で13km/L、空いた郊外道路で17km/Lと非常の満足いく燃費です。
・エアコンOFFで、郊外を走った数値です。スポーツモード約13km/L、ノーマルモード約17km/L、ECOモード約19km/Lです。
アイドリングストップ機能は付いていないので、注意が必要です。
・ターボということもあり13km/L前後とハイブリッドには劣ります。
・高速、一般道を走って、12km/Lでした。
・街から高速を走り、山道を走りました。ほとんどスポーツモードで走り、20km/L前後でした。
・高速道路7割、市街地を3割走って、平均して15km/Lくらいでした。
纏めると、ハイブリッド車で20km/L~27km/Lで、平均すると24km/Lくらいです。
ガソリン車で、12km/L~17km/Lで、平均すると15km/Lくらいです。
やはり、ハイブリッド車の燃費の良さは実燃費でも高い数値です。
オーナーの方も、燃費に関しては、満足している方が殆どです。
トヨタC-HRの燃費はどの程度向上していっている?
C-HRの燃費の良さに関しては、プリウスと同じハイブリッドシステムを使用しています。
まずは、ハイブリッドシステムについて調べてみました。
C-HRのハイブリッドシステム
引用URL https://toyota.jp/c-hr
C-HRに使われているのは、THSⅡというシステムです。THSⅡとはToyota Hybrid System Ⅱの略です。
特徴は、シリーズパラレル方式という方式を採用し、モーターとエンジンふたつの動力で車輪を駆動するとともに、
モーター走行時にも発電を可能にしています。
低速に優れたモーターと高速走行に有利なエンジンを走行状況によって使い分けたり、組み合わせたりし、
常に効率的な走りを実現しています。
また、通常走行時の余剰エネルギーや減速時のエネルギーを発電に回し再利用することで燃費を向上させています。
C-HRは、モーターのみで走行できる速度領域を広めにとっている為、燃費がよくなっています。
さらに、EVドライブモードを選択すれば、時速60km程度まで、モーターのみで走行できます。
引用URL https://toyota.jp/c-hr
C-HRの走行モード
C-HRのハイブリッド車には、3つの走行モードがあります。それぞれ説明していきます。
①スポーツモード
ドライバーの操作に対して、車が積極的に応えるモードです。
加速のレスポンスは早く、エンジンブレーキを積極的に、ステアリングをスポーティーにする、
という特徴があります。
引用URL https://toyota.jp/c-hr
②ノーマルモード
走りと燃費のバランスをとったモードです。
③エコモード
パワートレーンとエアコンを燃費優先の制御にします。
パワートレーンとは、エンジンで発生させた動力を車輪や
プロペラに伝える装置の総称のことです。
具体的には、エンジンやクラッチ、トランスミッションなどのことです。
先ほど紹介したEVドライブモードは、モーターのみで走行するモードですが、
エコモードはできる限りモーターで走る様にサポートしてくれるモードです。
燃費のことを考えると、エコモードにすることが一番良いと思います。
燃費向上のテクニック
次に、C-HRだけではなく、ハイブリッド車の燃費を向上させる為に
した方が良いことをお知らせします。
引用URL https://toyota.jp/c-hr
①滑空走行
滑空走行とは、ある一定の速度で走っている時に、モーターによる充電もアシストも、ほぼ無い状態で
走行している状態です。
わかりやすく言うと、ギヤをニュートラルに入れて、惰性で走っている状態に近いです。
この状態を、Dの状態で、作り出す事です。
具体的に説明すると、アクセルを踏む必要がなくエンジン走行でも
モーター走行でもない時は、バッテリーに充電しながら走ります。
その時に、わずかにアクセルを踏んでいれば充電もせず、ブレーキも働かず、
惰性の力だけで走る領域があります。
これは、モニターを見ながら練習していくしかないそうですが、
上手く習得できれば、燃費が2km/L~3km/L向上するそうです。
C-HRの燃費に関しては、ハイブリッド車ではかなり高いレベルにある様です。
C-HRを購入するのであれば、ハイブリッド車を選択したいですね。