デザイン、走行性能が魅力のデミオですが、中古車を検討している方は多いのではないでしょうか。
特に燃費が良くコストパフォーマンスが高いディーゼルの中古車はとても魅力的だと思います。
そんなデミオディーゼルの中古車はいくらで購入できるのか。
予算的に新車ではなく中古車を検討している方にとって、気になる内容だと思います。
中古車の価格相場をまとめていきますので、参考にしてみてください。
また、デミオディーゼルには今どきの車では珍しくどのグレードにおいてもマニュアルの設定があります。
やはり車を思い通りに動かしている感覚を味わうにはマニュアルですよね。
そのためデミオディーゼルのATとMTの燃費の違いについてもまとめたいと思います。
ATとMTで購入後の維持費が変わってくるのかは知っておいた方が良いでしょう。
デミオディーゼルに興味がある、あなたに役立つ情報をお届けします♪
デミオのディーゼルの中古車の価格相場は?
デミオディーゼル中古車の価格はどうなっているのかをまとめます。
現在デミオの中古車は新車の販売台数が多いため、中古車の在庫数も多くあります。
そのため、金額も年式や走行距離によって開きが大きく、ピンからキリまで存在します。
在庫車の価格を参考に年式ごとに価格相場をまとめたいと思います。
デミオディーゼル中古車の価格推移 | |
H26年式 (2014年) |
100~130万円 |
H27年式 (2015年) |
120~150万円 |
H28年式 (2016年) |
150~170万円 |
H29年式 (2017年) |
60~190万円 |
デミオがフルモデルチェンジして現在のモデルになったのは2014年です。
ディーゼルエンジンがデミオに搭載されたのもこの年からです。
デミオディーゼルを中古で購入する方は年式が26年以降の在庫車を検索しましょう。
初期モデルでもディーゼルは100万円をこえる金額の中古車が多いです。
コンパクトカーの中古車ということを考えると高いかもしれません。
中古車は走行距離によって金額が大きく左右するので、同じ年式であっても金額の開きがでます。
状態が良く、年式の新しいものは金額が高いです。
200万円ちかい在庫車もあるので、ここまで高くなってくると新車の購入も視野に入ってきそうです。
これらの相場から考えると、デミオのディーゼルを中古で購入するときの予算としてはおおよそ150万円はかんがえておいた方が良いでしょう。
そして、おすすめの年式はH26~27年式、走行距離は5万キロ以内のものを選ぶと良いです。
150万円をこえてくると新車の金額と近くなってしまうので、中古車を購入するメリットがあまりなくなってしまいます。
新しい年式のデミオは150万円を軽くこえてしまうので、年式は少し古いものが良いかと思います。
一番重要なのは走行距離です。
走行距離が多い中古車は、その分寿命が短いと思ったほうが良いです。
購入時に安くても、すぐに故障してしまうなどのリスクがあるためです。
デミオディーゼルは一部で不具合が出ている車もあるので、目当ての中古車が決まったら必ずエンジンの状態やトラブルがなかったかなどの確認したほうがより安心して購入できると思います。
デミオディーゼルってATとMTで燃費はかなり違うの?
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/demio/feature/driving/economy/
ここからはデミオディーゼルのATとMTの燃費の違いを比較したいと思います。
デミオディーゼルATの燃費(JC08モード)
26.4km/L
デミオディーゼルMTの燃費(JC08モード)
30.0km/L
比較してみるとマニュアル車の燃費が良いということが分かります。
カタログ燃費ですが30km/Lという燃費は他社のハイブリッドとほぼ同じ数値になっています。
さらにディーゼルは軽油を使っているのでさらに安いです。
ハイブリッドよりも燃料費が抑えられると考えても良いと思います。
AT車で他社ハイブリッドと同等の燃料代でしょうか。
なぜこんなにマニュアル車の燃費が良いのかには理由があります。
それは燃料タンクの大きさの違いです。
ATの燃料タンクが44L入る大きさなのに対して、MTの燃料タンクは35L入る大きさしかありません。
そのため、車両重量が軽くなった分MTの燃費が良くなっています。
これは給油が面倒という方にとって、回数が多くなってしまうので困るかもしれませんよね。
どうしてもハイブリッドと競えるカタログ燃費30km/Lを達成したかったのではないかと思ってしまいますよね。
しかし、MTの醍醐味と言えば運転の楽しさにあると思います。
車が軽いほうがMTで軽快な走りを楽しめるのではないでしょうか。
コンパクトカーの強みの軽快な走りをより際立たせてくれると思います。
個人的にはMTだけ燃料タンクを小さくして、軽量化させるというのはアリだったのかなと思います。
MTはATと違って運転の仕方で燃費が大きく変わってきます。
それはギアを上げるタイミングです。
低速ギアを引っ張って加速する場合は燃費が悪くなります。
逆に早めに変速していけば燃費は良くなります。
MTは燃料タンクが小さいものの、カタログ燃費は驚くほど良いです。
それに加えて燃費が良くなる運転を心がければ、ハイブリッドよりも良い数値を出せるのではないかと思います。
デミオのディーゼルのターボの評価は?
引用:http://www.mazda.co.jp/cars/demio/feature/driving/skyactiv/
デミオディーゼルの中古価格や燃費についてまとめてきましたが、いかがだったでしょうか。
検討していたら手助けに少しでもなれればなと思います。
ディーゼルエンジンの普通車はマツダ以外ではあまり扱っていないので、あまりなじみがないという方がほとんどだと思います。
とくに、デミオディーゼルのような小排気量のディーゼルエンジンは珍しいです。
ディーゼルエンジンの強みは、加速の良さと燃費の良さです。
燃費が良いのはデミオのATとMTの燃費比較からもわかっていただけたと思いますが、それに加えて加速性能もずば抜けています。
この燃費と加速の良さを両立させている車は今までなかったと思います。
エコカーなど燃費性能が良い車は加速が悪かったり、走行性能を犠牲にしています。
スポーツカーなど走行性能が良い車は燃費を犠牲にしています。
デミオのディーゼルはどちらも犠牲にすることなく、いいとこ取りしているのが大きなメリットではないかと思います。
それに加えて、デザインは素晴らしいです。
他社のコンパクトカーにはない質感の高さがあります。
デミオのデザインを一目見て欲しくなったというかたもいるのではないでしょうか。
他社にはないディーゼルエンジンはデミオの大きな武器だと思います。
他社コンパクトカーはハイブリッドを採用する中、ディーゼルエンジンを採用しているというのが差別化になっています。
競争率の高いコンパクトカー市場で人気が高い理由です。
デミオディーゼルは運転好きな方にはピッタリだと思います。
マツダは走る喜びを味わえる車づくりをしているので、デミオはエンジンだけでなく足回りやボディ剛性などにもこだわりがあります。
デミオのディーゼルはMTが選べるというのもこだわりの一つなのは間違いないでしょう。
コンパクトカーでMTが選べる車はどんどん少なくなっているので、MTを選べるというのはかなり貴重です。
ディーゼルのMTは乗り味が通常のガソリン車とは違ってくるので運転してみると面白いです。
ディーゼルエンジンの良さは運転してみて初めて分かります。
デミオのディーゼルに少しでも興味を持ってもらえたならば、ディーラーでぜひ試乗してみて下さい。