新車販売台数もとても好調なスバル・フォレスター。
そのフォレスターを実際に購入する際に、値引き相場や値引き限度額が予めわかっているととても心強いかと思います。
今回は、フォレスターの値引き相場や限度額についてまとめてみました。
フォレスターの値引き相場
まず、フォレスターの値引き相場から見ていきたいと思います。
引用:https://www.subaru.jp/forester/forester/design/exterior.html
フォレスターの値引きを取り巻く現状
新車発売当初はフォレスターの値引きは大分、辛かったようであまり大きく値引きされたという口コミが少ないようです。
しかし、すこしずつですが値引き額が拡大してきたようで、直近の値引き額として、433,000円、335,000円、381,000円といった額の値引きが報告され始めているようです。
さらに、これからの時期は年度末決算へむけて決算フェアを行っていくようですので、そういったフェアを上手く利用して商談をすれば、フォレスターをかなりの好条件で買うチャンスがめぐってきます。
特に、3月末までに購入するという条件ならば、フォレスターの値引き限界額が狙えるかもしれません。
フォレスターの値引きに対するガードはもともと固いようですが、オプションで総額500,000円以上にしたり、点検パックやコーティングといった周辺オプションも付けることによって、ガードが緩んでくるようです。
また、競合する他社の車、いわゆるライバル車を引き合いに出すことでさらに値引きが狙えるようです。
トヨタ・ハリアーや日産・エクストレイル、
引用:https://toyota.jp/harrier/exterior/?padid=ag341_from_harrier_navi_exterior
引用:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/x-trail/exterior.html
ホンダ・CR-V、マツダ・CX-5、三菱・アウトランダーなどで、
引用:https://www.honda.co.jp/CR-V/webcatalog/styling/design/
引用:https://www.mazda.co.jp/cars/cx-5/design/
引用:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/outlander_gasoline/exterior/
どれか2、3台で気になる車を引き合いに出しながら交渉するといいかもしれませんね。
『自分はフォレスターにしたいんだけど、奥さんが三菱のアウトランダーとマツダ・CX-5の高級な感じも気に入ってるみたいです』
自分はフォレスター寄りだけど自分だけでは決められない、というようなニュアンスを出してみるのも一つの手段かもしれません。
結論としてフォレスター値引き相場はいくらぐらい?
これらを上手く利用しながら交渉を運ぶことが出来ると、値引き総額300,000円以上が十分射程圏内になってくるようです。
このような条件から、フォレスターの値引き相場としては250,000円~400,000円くらいが妥当なラインかなと個人的に推測しています。
フォレスターの値引き限度額
続いてフォレスターの値引き限度額について見ていきたいと思います。
引用:https://www.subaru.jp/forester/forester/design/exterior.html
報告例を見ると、400,000円や500,000円の値引きが出来た、という報告例もあるようです。
かなり大きい金額の値引きになります。
いろんな諸条件が上手く重なり合って、尚且つ交渉も最高の出来で進行したのでしょうか。
そういうことでもないようで、この限界値引き額にはからくりがありました。
フォレスターの値引き限度額を引き出すには?
それはずばり、フォレスターの在庫車です。
この在庫車というのは、他の購入者からのキャンセルが出た車両や、ディーラーでの展示車両や見込み発注車両などいろんな事情の車がありますが、全ては在庫という形になっています。
それらの在庫がすぐに売れてくれればいいのですが、売れ残ったままで工場出荷から9ヶ月間新車登録されないと、完成検査が期限切れとなり、陸運局でまた再検査を受けなければなりません。
そうなると、コストがかかりすぎてしまうので出来れば売り切ってしまいたいのです。
最終的には、自社で登録して中古車に流すこともありますが、それは最終手段です。
本来は新車で売れたであろう車を中古車として売るわけなので、結局それも利益がほとんど出ない形になります。
それだけは避けたいのが本音なので、その在庫車を上手く購入することが出来れば、フォレスターの値引き限界額を引き出しやすくなるでしょう。
さらに値引き限度額を引き出しやすくするために
先ほど、競合他社の車を引き合いに出すことで有利に交渉を進めることが出来る、と説明しました。
それを上手く利用することで値引き限度額を引き出しやすく出来るようです。
具体的なやり方は、多少時間と手間がかかってしまいますが値引き限度額を引き出すためなのでがんばりましょう。
- Aという競合する他の車の値引きをさらに他の競合するBというディーラーにもっていく
- Bからはもっといい値引きが出たらそれをスバル・ディーラーにもっていく
- 最終的にスバル・ディーラー同士での競合にもっていく
これらを行うことで、値引き限度額を引き出しやすくすることが可能になるようです。
1.競合するディーラー同士での値引き限界額を引き出す
Aという競合ディーラーからの値引きをBというディーラーにぶつけることで、値引き合戦が始まり、どんどん値引きされていくでしょう。
難しい交渉術とかはいりませんので『どの車にするか迷っています。でも出来るだけ安く買いたいんです。』とだけ伝えれば、勝手に値引きは進んでいってくれるようです。
AとBを何回か行き来することも必要になるかもしれませんが、手間を惜しんでは値引き限度額は引き出せないのでとにかく、がんばりましょう。
2.競合ディーラーからの値引き限界額を引き出したらそれを本命のスバル・ディーラーにぶつける
AとBからもう値引き限界だろうな、というあたりでいよいよ本命のスバル・ディーラーにもって行きましょう。
ここでも難しく考えずに、『色々迷っててAからは○○円、Bから△△円という値引き額を頂きました。とにかく安くフォレスターを買いたいのでお願いします。』というようなスタンスで十分だと思います。
AとBからはほぼ、値引き限界額が出ていますので本命のスバル・ディーラーでも値引き限界額に近い額は出てくると思いますが、まだ契約してはダメです。
3.本命のスバル・ディーラーからの値引きを別のスバル・ディーラーにもぶつける
これが最後の駆け引きになります。
本命ディーラーからの値引き限度額に近い額を、今度は他のスバル・ディーラーに持っていきましょう。
そこでも『どれにするかまだ迷っています。Aからは○○円、Bからは△△円の値引きを貰いました。本命からはフォレスターで□□円の値引きを貰いましたが、一番安く買いたいのでお願いします。』と伝えましょう。
おそらくはそこでフォレスターの値引き限度額が出てくると思いますので、本当の最後にその値引き限度額をもって本命のスバル・ディーラーに行きましょう。
この手間をかけることで、値引き限度額でフォレスターを購入するチャンスがかなり上がると思います。
フォレスターの値引き目標
次はフォレスターの値引き目標について見ていきたいと思います。
引用:https://www.subaru.jp/forester/forester/design/exterior.html
これまでフォレスターの値引き相場や、値引き限度額について見てきましたが、それらを考慮して私が個人的に考えるフォレスターの値引き目標額は350,000円と見ています。
フォレスターの値引き目標についての所見
まず、フォレスターの値引き相場が250,000円~400,000円くらいであることが理由の一つです。
二つ目の理由が、値引き限界額が500,000円だと仮に設定すると、そこから逆算して妥協ラインが350,000円くらいで落ち着くだろうから、という理由が二つ目の理由になります。
一つ目の理由について、決算時期や、ボーナス時期などといった時期的な要素を含めないで考えても、250,000円~400,000円の値引き相場は動かないと私は考えています。
また、二つ目の理由についても、値引き限度額を引き出すためとはいえ、購入する方全員が紹介した方法を取れるとは思っておりません。
時間と手間がかかりすぎてしまうため、競合を引き合いに出すのも時間的な問題から実質1社くらいではないかと思っています。
そのため、値引き限界額に達する前に契約してしまう方が多いラインとして350,000円くらいなのではないか、と推測しています。
という私なりの推測になってしまいますが、値引き目標額350,000円の根拠になります。
フォレスターの値引き相場・限度額まとめ
フォレスターの値引き相場や値引き限度額についてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。
時期的なものに左右されないであろう値引き相場は250,000円~400,000円位ではないかと思っています。
そこに手間と時間を惜しみなくかける、プラス在庫車を上手く交渉に乗せることが出来れば、値引き限度額の500,000円も可能なレベルになってくると思います。
ただ、現実的に考えて競合と値引き合戦を出来るのも、1社くらいが限度なのかなと思っていますので、値引き目標額は350,000円を目標にしています。
時間をかけて競合を何社も見て回ることが出来れば、値引き限度額も、もしかするとそれ以上の値引きもあるかもしれませんので、よくスケジュール調整を行っていただき、悔いの残らないように交渉して欲しいと思います。
アイキャッチ画像引用:https://www.subaru.jp/forester/forester/special/photo.html